『東雅』総論に、
癡なるをバカといひ。無知をバカラシなどいふは。慕何を翻して。癡といひ。摩訶羅を翻して無知といふと見えたり。
梵語だという解釈であって、最も古くは天野信景が『塩尻』において試みた説である。としているが、ほぼ同時代か(巻九十八は「異本汐尻書抜」で執筆時期未詳)。『塩尻』は、「慕何」だけだが、『東雅』の方は「慕何」「摩訶羅」の併記である。『俚言集覧』で、
或説に、仏書幕河 翻痴 摩詞羅 翻無知 引るは非也も、『東雅』総論の流れを汲むものであろう。
コメント(0)| Track back(0) | 2005-03-16 22:17:01
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