馬淵和夫『奈良・平安ことば百話』*東京美術
一時「ダサイ」ということばがはやった。「野暮ったい」「粋でない」というぐらいの意であろうか。その出どころは、「the埼玉《さいたま》」といった場合の、「ザサイタマ」の「the」が「ダ」に近いところから、「ダサイタマ」といったのが下略で「ダサイ」となったという。おそらく「天才」「秀才」に対して「駄才」がかけてあるのであろう。つまり埼玉というところが東京のすぐ隣にありながら、いかにも田舎くさい、というところからその語が起きたという。真偽の程は知らないが、埼玉という由緒のある名前をなんということを言うかと、他人事ならず憤慨している一人である。
(p152)
コメント(1)| Track back(0) | 2006-03-28 17:38:41
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